講座を受講して1年間の振り返り
1、講座開始
講座に入る前、私は自ら化学や物理のテキストを読み進めていました。受講前に化学や物理のテキストを一人で読んでいく日数を相当に費やしましたが、そのような事前勉強をやらなくとも一日でも早く講座を受講した方が良かったとビデオ学習を進めていく中で思いました。講座のアプローチで一刻も早く始めることが、独学するよりもはるかに効果的であったと受講後に気付いたからです。但し、動画プレゼントのビデオの視聴により、知的好奇心が高まり化学、物理の学習をこの講座をやりたいと確認できたことは大変良かったです。
受講開始時点において、私は翻訳に関する知識がかなり乏しく、用語集とメモリの違いさえわかっていない状態でした。しかし、この講座のブログを読み進めていくうちに、英語が少しできて簡単な翻訳講座を受ければ翻訳者になれるだろうという稚拙な考えは完全に打ち砕かれ、それは大変浅い認識であったことを理解しました。ここで気付かなければプロの翻訳者になるための本質的なことを全く捉えられないまま、楽観的に安易な決断をしてしまうかもしれませんでした。つまり、普通の翻訳スクールのカリキュラムでプロになれると淡い期待を持って会社を辞めて、本当に到達すべきレベルがどの水準にあるのかわからずに、今頃、路頭に迷っていたのではないかと思っており、そのような過ちを犯すことなく大変助かりました。
私は管理人さんとのスカイプを通じて現状を正直にお話しさせていただき、コンサルティングを受けて講座の内容や疑問について十分に解消できたので、即座に受講を決断しました。受講前は会社の日常業務に疲弊し、仕事で鬱々とした気分になっていましたが、一歩を踏み出すことによって大げさではなく自分の人生に生気を取り戻しました。それから社会人となってからやっていなかったノート作りを行い、化学・物理の理系科目を開始しました。
2: 理系科目の学習
初期の取り組みとして他の先輩方と同様に岡野の化学から始めました。全ビデオをダウンロードし、手を動かして書きながら知識を身につけていきました。これは独学ではできなかった勉強方法で、学び方については講座を通じて大きく変わりました。本を読むだけではなく、関連事項を一定の範囲で広げて調べていきながら、ノート化して書くことで身体に覚え込ませる手法は、本質的な理解を一層深めるものとなりました。岡野の化学を通して獲得した視点や知識は、これまで独習してきた範疇をはるかに超える露天掘り方式の学習法を実践することになりました。また、化学への見方が大きく変わり、暗記することが中心であるという印象が強かったものが、理解を中心に置く面白い分野であることに気づきました。ここでの勉強を通じて、化学からどのようにして特許の内容に切り込んでいくかということについて分かるようになってきたと思います。最初は学ぶものが無限にあるように感じられましたが、膨大に見える学習量への抵抗感を徐々に克服して、単元ごとにそれに関わる特許明細書の理解に接続させていくことを意識させていくようにしました。
現在、ChatGPTの利用しながらの情報収集が効果的になっており、既に122件の特許明細書を読むことができています。今では知識を理解する過程で出てくる疑問を逐次解消することや、どの程度の深掘りが必要かという判断を下すプロセスを経て、会社の業務やその他の領域への適用にも多大なるプラスをもたらしています。
3: 講座の波及効果
私がこの講座に参加してから既に1年の月日が流れました。講座内容は特許翻訳だけでなく、医療分野やその他の産業分野の翻訳をカバーしています。しかし、私にとってはこれらの翻訳の領域を超えて、多くの面で予期せぬ価値を提供してくれました。その具体的な応用範囲は、仕事や個別業務へのコンサルティング(コーチング)、社内でのキャリアップ(プレゼンス向上)、AI技術の活用術、そして将来の資産設計にまで及んでいます。また、法律やビジネスライティング、さらなる事業領域の開拓についても、膨大なビデオコンテンツを提供していただいていますが、十数年以上にわたる情報の広さと深さから、当然ながら数年でその全てを消化することは容易ではないと感じています。
講座受講後に外資系企業からのオファーがありました。想定外のことでありましたが、英語でのCVの作成と英語面接では、講座の方法論で専門分野の必要事項のノート整理をしたことで英語での面接にもある程度臆せずに挑むことができました。その結果として、市場からの一定の評価を確認できました。また、その選考過程で実践的な英語力を磨くこともでき、この点も副産物となりました。この経験は実践的な英語力の向上だけでなく、失われつつあった自信と誇りを再確認する機会となり、同時に、現職においても日常業務で英語を積極的に活用する部署への異動にもつながっていきました。
講座を通じてのキャリアパスの変遷は次のような流れです。
CV作成ビデオの学習→英語での職務経験の棚卸し→エージェント会社からの外資系企業の案内→英語履歴書の作成と提出→外資系企業の英語面接の対応→英語使用スキルの強化→現職での英語使用部署への異動→業務での英語文書の作成や、外国企業との交渉、商談、会議などと繋がっていきました。
講座受講前と現在のステータスとの差は歴然としています。しかし、私は受講した起点となった自身の思いを常に意識して、「1918_ブレない力」などのビデオを定期的に参照し、その原点を忘れないように心がけています。
4: 自己投資の重要性と今後について
この講座は知識の蓄積以上のものであり、自分の内なる情熱を再燃させ、自己ベストの限界に挑戦し続けることを促進するプラットフォームとなるものです。気持ちを奮い立たせてくれる部分も大きいですが、それに留まらず、具体的なCV作成の技術から独自の学習法、フリーランスとしての戦略とマインドセット、そして最適なワーク環境の構築(効率的なPCの選択、快適な椅子の導入、その他環境の整備)への投資をすることまで、微に入り細に入りこれからを生き抜くために不可欠な要素を総合的に習得できるものとなっています。
同じレベルの内容とカバーする範囲を持つ講座は他には全く見つからないですし、何よりも自らの弱点に直面した際にそれに打ち勝つために持続的な努力を実践していく精神力を養える点に価値があると感じています。一方で、自分勝手に努力するだけで自己満足に陥る危険性もあることから、謙虚な心構えを維持することについても講座ビデオで教えていただいています。さらに経済的な観点から、日本経済の展望や年齢を重ねることに伴う収入の下方変動を踏まえ、自分の置かれている状況やライフステージに応じて支出を最適化し、賢明な生活設計を行うことについての洞察を深める機会を得られました。
5: 総括
講座を開始してからの1年間を振り返ると、開始当初の時点では停滞を感じて鬱屈とした状態から、前向きな気持ちを持てるようになりました。講座が提供する深い知識と一般的な大衆的常識とは異なるオリジナルな視点は、翻訳者としての専門スキルを超えて、人生を自ら主導する意識や能力の大切さを痛感させてくれました。どの分野においても、プロフェッショナルとして独力で立ち向かうことに関する貴重なアドバイスを賜り、心から感謝しています。指導のおかげで、先読み力を常に意識することができ、日常のさまざまな局面において、これまでより良い判断を下す自信を持つことができるようになりました。
現在、「Varian−GC/MS特許を読む」の対訳シリーズを70まで進めています。進めるにあたりChatGPT4を利用して情報を迅速に分析し、より深く理解するように努め、この先も自己ベストで知識とスキルを更新することが大切であると考えています。あらためて受講決断の時を振り返れば、講座受講の背景には、将来の不確実性、例えば会社のリストラや吸収合併などの突発的な出来事への備えという側面がありました。このような不測の事態という予期せぬ状況に対処するために、また、驚異的なスピードで進化するAIテクノロジーの時代に世界で生き残っていくために、露天掘り学習法とイチロー式学習法によってこれからも精進していきます。
以上

在宅翻訳フリーランスだけが出口ではありません。
会社員ならいまの仕事をより快適にかつより稼げるように変えることもまた重要です。
1、講座開始
講座に入る前、私は自ら化学や物理のテキストを読み進めていました。受講前に化学や物理のテキストを一人で読んでいく日数を相当に費やしましたが、そのような事前勉強をやらなくとも一日でも早く講座を受講した方が良かったとビデオ学習を進めていく中で思いました。講座のアプローチで一刻も早く始めることが、独学するよりもはるかに効果的であったと受講後に気付いたからです。但し、動画プレゼントのビデオの視聴により、知的好奇心が高まり化学、物理の学習をこの講座をやりたいと確認できたことは大変良かったです。
受講開始時点において、私は翻訳に関する知識がかなり乏しく、用語集とメモリの違いさえわかっていない状態でした。しかし、この講座のブログを読み進めていくうちに、英語が少しできて簡単な翻訳講座を受ければ翻訳者になれるだろうという稚拙な考えは完全に打ち砕かれ、それは大変浅い認識であったことを理解しました。ここで気付かなければプロの翻訳者になるための本質的なことを全く捉えられないまま、楽観的に安易な決断をしてしまうかもしれませんでした。つまり、普通の翻訳スクールのカリキュラムでプロになれると淡い期待を持って会社を辞めて、本当に到達すべきレベルがどの水準にあるのかわからずに、今頃、路頭に迷っていたのではないかと思っており、そのような過ちを犯すことなく大変助かりました。
私は管理人さんとのスカイプを通じて現状を正直にお話しさせていただき、コンサルティングを受けて講座の内容や疑問について十分に解消できたので、即座に受講を決断しました。受講前は会社の日常業務に疲弊し、仕事で鬱々とした気分になっていましたが、一歩を踏み出すことによって大げさではなく自分の人生に生気を取り戻しました。それから社会人となってからやっていなかったノート作りを行い、化学・物理の理系科目を開始しました。
2: 理系科目の学習
初期の取り組みとして他の先輩方と同様に岡野の化学から始めました。全ビデオをダウンロードし、手を動かして書きながら知識を身につけていきました。これは独学ではできなかった勉強方法で、学び方については講座を通じて大きく変わりました。本を読むだけではなく、関連事項を一定の範囲で広げて調べていきながら、ノート化して書くことで身体に覚え込ませる手法は、本質的な理解を一層深めるものとなりました。岡野の化学を通して獲得した視点や知識は、これまで独習してきた範疇をはるかに超える露天掘り方式の学習法を実践することになりました。また、化学への見方が大きく変わり、暗記することが中心であるという印象が強かったものが、理解を中心に置く面白い分野であることに気づきました。ここでの勉強を通じて、化学からどのようにして特許の内容に切り込んでいくかということについて分かるようになってきたと思います。最初は学ぶものが無限にあるように感じられましたが、膨大に見える学習量への抵抗感を徐々に克服して、単元ごとにそれに関わる特許明細書の理解に接続させていくことを意識させていくようにしました。
現在、ChatGPTの利用しながらの情報収集が効果的になっており、既に122件の特許明細書を読むことができています。今では知識を理解する過程で出てくる疑問を逐次解消することや、どの程度の深掘りが必要かという判断を下すプロセスを経て、会社の業務やその他の領域への適用にも多大なるプラスをもたらしています。
3: 講座の波及効果
私がこの講座に参加してから既に1年の月日が流れました。講座内容は特許翻訳だけでなく、医療分野やその他の産業分野の翻訳をカバーしています。しかし、私にとってはこれらの翻訳の領域を超えて、多くの面で予期せぬ価値を提供してくれました。その具体的な応用範囲は、仕事や個別業務へのコンサルティング(コーチング)、社内でのキャリアップ(プレゼンス向上)、AI技術の活用術、そして将来の資産設計にまで及んでいます。また、法律やビジネスライティング、さらなる事業領域の開拓についても、膨大なビデオコンテンツを提供していただいていますが、十数年以上にわたる情報の広さと深さから、当然ながら数年でその全てを消化することは容易ではないと感じています。
講座受講後に外資系企業からのオファーがありました。想定外のことでありましたが、英語でのCVの作成と英語面接では、講座の方法論で専門分野の必要事項のノート整理をしたことで英語での面接にもある程度臆せずに挑むことができました。その結果として、市場からの一定の評価を確認できました。また、その選考過程で実践的な英語力を磨くこともでき、この点も副産物となりました。この経験は実践的な英語力の向上だけでなく、失われつつあった自信と誇りを再確認する機会となり、同時に、現職においても日常業務で英語を積極的に活用する部署への異動にもつながっていきました。
講座を通じてのキャリアパスの変遷は次のような流れです。
CV作成ビデオの学習→英語での職務経験の棚卸し→エージェント会社からの外資系企業の案内→英語履歴書の作成と提出→外資系企業の英語面接の対応→英語使用スキルの強化→現職での英語使用部署への異動→業務での英語文書の作成や、外国企業との交渉、商談、会議などと繋がっていきました。
講座受講前と現在のステータスとの差は歴然としています。しかし、私は受講した起点となった自身の思いを常に意識して、「1918_ブレない力」などのビデオを定期的に参照し、その原点を忘れないように心がけています。
4: 自己投資の重要性と今後について
この講座は知識の蓄積以上のものであり、自分の内なる情熱を再燃させ、自己ベストの限界に挑戦し続けることを促進するプラットフォームとなるものです。気持ちを奮い立たせてくれる部分も大きいですが、それに留まらず、具体的なCV作成の技術から独自の学習法、フリーランスとしての戦略とマインドセット、そして最適なワーク環境の構築(効率的なPCの選択、快適な椅子の導入、その他環境の整備)への投資をすることまで、微に入り細に入りこれからを生き抜くために不可欠な要素を総合的に習得できるものとなっています。
同じレベルの内容とカバーする範囲を持つ講座は他には全く見つからないですし、何よりも自らの弱点に直面した際にそれに打ち勝つために持続的な努力を実践していく精神力を養える点に価値があると感じています。一方で、自分勝手に努力するだけで自己満足に陥る危険性もあることから、謙虚な心構えを維持することについても講座ビデオで教えていただいています。さらに経済的な観点から、日本経済の展望や年齢を重ねることに伴う収入の下方変動を踏まえ、自分の置かれている状況やライフステージに応じて支出を最適化し、賢明な生活設計を行うことについての洞察を深める機会を得られました。
5: 総括
講座を開始してからの1年間を振り返ると、開始当初の時点では停滞を感じて鬱屈とした状態から、前向きな気持ちを持てるようになりました。講座が提供する深い知識と一般的な大衆的常識とは異なるオリジナルな視点は、翻訳者としての専門スキルを超えて、人生を自ら主導する意識や能力の大切さを痛感させてくれました。どの分野においても、プロフェッショナルとして独力で立ち向かうことに関する貴重なアドバイスを賜り、心から感謝しています。指導のおかげで、先読み力を常に意識することができ、日常のさまざまな局面において、これまでより良い判断を下す自信を持つことができるようになりました。
現在、「Varian−GC/MS特許を読む」の対訳シリーズを70まで進めています。進めるにあたりChatGPT4を利用して情報を迅速に分析し、より深く理解するように努め、この先も自己ベストで知識とスキルを更新することが大切であると考えています。あらためて受講決断の時を振り返れば、講座受講の背景には、将来の不確実性、例えば会社のリストラや吸収合併などの突発的な出来事への備えという側面がありました。このような不測の事態という予期せぬ状況に対処するために、また、驚異的なスピードで進化するAIテクノロジーの時代に世界で生き残っていくために、露天掘り学習法とイチロー式学習法によってこれからも精進していきます。
以上

在宅翻訳フリーランスだけが出口ではありません。
会社員ならいまの仕事をより快適にかつより稼げるように変えることもまた重要です。