これまで函館、札幌、福岡の二拠点生活を経験して言えること。
それは理想の移住先探しには大きな問題があるということ。
それは仕事が無いということです。
東京を含む大都市圏以外は仕事が無いです。

ネットビジネスとかトレーダーなら問題はないですが少数派のはず。
その少数派も、継続することが難しい。
アフィリエイトや商材ビジネスで景気の良かった人が
1−2年するとネットから消えているということはよくある話。

起業独立はカッコ良く聞こえますが、現実は甘くありません。

ベンチャー企業の創業から5年後の生存率は15%、10年後6.3%、20年後はたったの0.3%です。
20年後の生存率は1%にも満たず、ベンチャー企業が置かれている世界がいかに厳しいものかをあらわしています。




ベンチャーと翻訳フリーランスはちょっと違いますが、
それでも個人で独立して食べていくのは容易ではありません。
主婦のお小遣い稼ぎと、家族を養うレベルとではまったく違います。

好きな場所に移り住むことは簡単ではありません。
都会は仕事があるが、住居費が高い。食費も高い。

都会の会社員と同等以上稼いで
住居費コストが抑えられ、自然豊かな地方移住したいなら
ゼロから始めて最初の2年は血尿レベルでやることです。

時間をかければかける程、状況が悪化して不利になります。

AIが登場して業界内に稼げない人が一気に増えました。

逡巡すればするだけハードルが高くなってさらに不利になるだけです。


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(北大キャンパス・2022年8月12日)