勉強が目的なのか、
それともプロになって稼ぐことが目的なのか。

前者ならお金がなくなり、
やる気もなくなるまで
延々とやればいいですが、

後者なら期限を設定して
結果を出すべく逆算思考で厳しく自己管理しないと
絶対にプロになって稼働はできません。

ここが甘いと、時間とお金をいたずらに失うだけ。

とにかく翻訳学習者には甘い人が多い。






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会員113(女性、1年経過時点+2年半経過時点)


【はじめに】

2020年12月末で、レバレッジ特許翻訳講座の受講開始から1年が経過しました。

2年コースを受講中なので講座の受講期間はあと1年間残っていますが、1年目の学習を振り返ることで「結果を出す」2年目につなげるためにも、今回受講感想を書かせていただきます。

世間知らずの英語女子が、本当に役立つ勉強方法をはじめ世界の広げ方を学び、自立して生きる力を身に着ける。今はその途上にいると思っています。

同じような境遇の方の参考になれば幸いです。


【現在の学習状況】

・化学・物理一通り終了
・対訳シリーズ終了
・読んだ特許 約80件
・対訳学習 10件
・自力翻訳 3件
・トライアルシリーズ視聴中
・トライアル未応募(2021年1月から応募開始予定)


【私について】


33歳女性、既婚。1歳の子供がいます。産後4か月目から講座受講開始し、現在も子供を自宅で見ています。(保育園に空きが出る)2021年4月からはフリーランス翻訳者として開業届を出し、保育園に預けて学習に集中する予定です。


●学生時代 〜物理に挫折し文系へ〜


高校一年の時点で自分は文系(国語・英語が得意)だなあと思ってはいましたが、数学も苦手ではなかったので、文理選択では将来の選択肢がより広そうな理系を選び、物理化学を選択しました。

しかし高校二年で物理が大の苦手に。それまで自分の勉強はだいたい「解法を見て理屈を理解し、それをパターンで覚える」というやり方だったのですが、物理に関しては解法を見てもなぜその式になるのかわからないことが多かったのです。

講座で物理をやり直してみて、それは「積み重ね」ができていなかったからに他ならないとわかったのですが、当時はとにかく物理はもう無理!と思い、文転を考え始めました。

さらにたまたまその頃「卒業生との交流会」で話した先輩から高校留学の話を聞き、「英語は将来役に立つだろうし、留学って楽しそう!」という勢いで、一年間アメリカへ留学することにしました。

アメリカでは一年間ホストファミリーの家に滞在し、普通の高校生としての生活を送りました。最初はコミュニケーションに苦労しましたが、半年経った頃急にわかる!喋れる!となった時期があり、今思うとあれがまさに成長曲線で急激に上がるポイントだったのだと思います。

留学から帰った後は「今後物理化学に関する仕事に就くことはないだろう」と判断し、文転。その後、特にこだわりなく偏差値に合った大学を受験し、英文学科へと進みました。

英文学科で受けた講義の中で、初めて高校英語と職業翻訳の違いを意識しました。
すなわち、「翻訳とは逐語訳することではなく、文化的背景の違い等を考慮して、訳文を読んだ人の頭に原文と同じイメージを起こさせること」ということです。

有名な例として、ドナルド・キーンが「白足袋」を "white gloves"(白い手袋) と訳したという話があります。

白足袋を直訳するならwhite socksですが、日本人にとって白足袋が格式高い服装であるのに対し、欧米人にとって「白い靴下」はカジュアルな服装。「白足袋を履いた格式高い人物」というキャラクターを違和感なく成立させるために、欧米人にとって格式高い "white gloves"(白い手袋)と訳したのだそうです。

進路の一つとして翻訳という仕事も考えましたが、「翻訳するにもまずは英語力!」とばかりに大学では英語学習と専門である英文学、加えて教員免許取得に専念していました。

勉強は得意な方でしたが「趣味の勉強」に終始しており、実際に社会で成功するにはどうあるべきか、何をすればよいのかということを調べる・考えることが全くできていませんでした。
アメリカまで行ったにも関わらず、自分はなんて世間知らずだったのだろうと今は思います。


●社会人時代前半 〜就職、退職、非正規雇用、再就職〜

大学卒業後は塾講師として就職し、主に中学受験・高校受験対策の国語・英語を教えていました。しかし仕事が体力面・メンタル面共に厳しく、また塾業界は常に人手不足なのでいつでも再就職できると考え、入社後半年で退職しました。

その後3年程、ホテルスタッフ、大学事務、外資系企業の事務などの非正規雇用を転々としました。

実は私は幼少よりダンスを続けており、この期間はダンサーとして舞台に立っていました。ダンサーの仕事は楽しかったですが、専業では食べていけないのでアルバイトや派遣をして生活を賄っていました。

この非正規雇用時代は生活がカツカツで、また高卒の人達と同じ職場になることもありました。真面目に勉強し、高い学費を払って大学を出たのに自分は社会の底辺にいるということを嫌というほど実感したものです。

この頃好きだったアベニューQというミュージカルの曲がまさに自分を表しているなあと感じていました。

歌詞を抜粋します。

What do you do with a B.A. in English?
What is my life going to be?
4 years of college,
And plenty of knowledge,
Have earned me this useless degree!
I can't pay the bills yet,
'Cause I have no skills yet,
The world is a big scary place!
But somehow I can't shake,
The feeling I might make,
A difference to the human race!

大学を出たものの、自分には社会で生きていくスキルが何もない。

理想の自分と現実の自分とのギャップに苦しみ、でもやっぱり自分はこのままで終わるはずがないという気持ちが捨てきれない。

自分もですが、こういう人は意外と多いのではないかと思います。

だんだんと将来が不安になり、26歳のときに再就職活動をして、特許事務所に正社員として就職しました。


●特許事務時代 〜翻訳への興味と伴わない行動〜


特許事務の仕事は「英語が生かせる仕事」を探して選んだもので、特に特許への興味があったわけではありませんでした。

実際の仕事内容は、各種出願・申請処理、日本語明細書の出願前校正(誤字脱字チェックなど)、中間処理や海外出願の期限管理、海外の代理人(特許事務所)とのやり取り及びクライアントへの報告処理(レターの翻訳含む)などがメインで、まれに海外での中間処理書類の英日翻訳や海外へ出す出願の参考非特許文献(研究レポートなど)の日英翻訳をすることもありました。

この中間処理書類や非特許文献は少ないながらも自分の翻訳経験と呼べるものだと思います。しかし、当時は翻訳する書類の内容を全く理解せずに逐一用語を調べて置換しており、今思えば純度100%の「置換屋」でした。

特許事務からのスキルアップとして将来的には特許翻訳もやりたいと思っていましたが、自分で技術内容を勉強しようという発想はなく、ただ所長に「特許翻訳をやってみたい(=教えてほしい)」と言っては流されるという迷惑なことをしていました。

私が講座受講を始めたのは育休中で、その後退職することにしたので特許事務所勤務という環境をあまり活かせませんでしたが、特許事務の仕事の中で得られる情報の中には、特許翻訳者を目指す上で役立つもの(特許の内容、明細書・翻訳の記述に関するクライアントとのやり取り、翻訳者の訳文やコメント、それに対する修正など)が多くありました。

つくづく、独り身で時間的余裕のあるうちに講座を検索・受講していればよかったと思います。

しかしこの頃は当面の安定が保証されていたため本気でスキルアップしようとはせず、またプライベートでは20代後半という焦りから婚活やデートに時間とお金をかけていました。



●結婚、妊娠、出産 〜転職を考える〜


そのかいあって(?)30歳で結婚、31歳で妊娠しました。

産後の職場復帰について、職場が家から遠いためフルタイムで働くと保育園のお迎えに間に合わないという話を夫にしていたところ、「ものすごく給料がいい仕事でもないし、辞めてもいいんじゃない?」とのコメント(夫の収入だけでも当面困らない状況でした)。

言われてみれば確かに年収は頭打ち、スキルアップも望めない仕事のために、無理して子供を預けて遠い職場へ通う意味もないかと思い、在宅での仕事、とりわけ以前から興味があった特許翻訳者への転職を考えるようになりました。

出産までは自由時間がたっぷりあったので(切迫早産でかなり早くから仕事を休んでいました)、ネットで検索して評判の良かった「翻訳の布石と定石」を教材に翻訳の練習を始めました。

●レバレッジ特許翻訳講座との出会いから受講まで

「翻訳の布石と定石」で学習を進めるうちに、「これを全てマスターしても特許翻訳ができるようになるとは思えない」という違和感を覚えるようになりました。

自分ができる「翻訳」の延長と、プロの特許翻訳者の仕事との違いを埋めるには何が足りないのか、どうすればいいのか?と色々と検索するうちにレバレッジ特許翻訳講座にたどり着き、「特許翻訳をするには特許の内容を理解しなければならない」という当たり前すぎることを見落としていた自分に気づかされました。

それでも、受講料が決して安くはないことから「詐欺ではないか」と疑って講座内容や評判をかなりしつこく調べました。

結果的に、講座公式サイトから受講感想、受講生ブログへと読み進めるうちに、これだけのコンテンツの自作は不可能であること、また特に受講生ブログでは日々の学習の様子を詳しくイメージできたことから詐欺ではないことを確信。

加えて、メルマガやブログで発信される「プロになれる」理屈や手法もすべて筋が通って納得できるものであり、この講座を受講したいと強く思うようになりました。

ただこの時は産休に入る頃で、出産予定日までは3か月ほどでした。初めての出産でしたので産後の生活がイメージできず、受講期間は2年間ということから、貴重な受講期間を産後のバタバタで無駄にしたくないと考えてその時点での受講は見送りました。

(今だから言えることですが、例の「詐欺講座」も真面目に検討していました。出産までの3か月でプロとしての実力を身に着けられるのならばそれがベストだ、と淡い希望を抱いていたからです。しかし、LINE登録し、無料動画を視聴したところ、聞こえのいい話ばかりで具体的な実現方法を何も言っていないことがわかったので、受講はしませんでした。)

講座受講後は時間の有限さ、大切さ(一日でも早く勉強を開始した方がよいということ)を嫌というほど実感することになりましたが、当時はそのような感覚がありませんでした。そのため子供がある程度大きくなって落ち着いてから、具体的には子供が幼稚園に入る頃から受講を開始すればいいかと悠長に考えていました。

しかし産後3か月の頃、諸事情により離婚を真剣に考えたことから、自分ひとりで子供を養っていく、少なくともその準備をしておくことが必要だと強く感じました。

そのため予定を大幅に早め、動画プレゼント・無料モニターを経て、産後4か月目で講座受講を開始しました。

【受講1年目の振り返り】

●1〜6か月目
・化学・物理のビデオ視聴
・日本語明細書を読む
・ブログ立ち上げ

[詳細]

・化学・物理

学生時代、物理は苦手でしたが化学は好きで得意だった(センター試験で9割は取ったと記憶しています)ため、比較的スムーズに進められるのではないかと考えていました。
しかし、ビデオを数本視聴した頃には自分の甘さを痛感していました。

講座での化学(すなわち、プロの特許翻訳者に必要な化学知識)は、「高校レベルの化学をやり直す」だけではありません。講座で「岡野の化学」を参考書として使っているのは、基礎レベルの教科書を自分で「深堀りする」勉強のやり方を身に着けるためです。

化学ビデオを視聴することで自分のマインドに最も刻まれたのは、
「そこに書いてある内容でその世界が完結していると思わない」ということです。

高校化学では、原子はいわゆる太陽系型になっている、化学反応のときには原子の手(価標)がプチプチ切れて新しい相手と結合し、反応生成物ができるという具合に学習し、それが全てだと思っていました。

しかし講座ビデオでそれらの内容を学習した際、「電子は実際には混成軌道や電子雲状態になっているし、化学反応では逆反応が起こったり副生成物ができたりする」というところまで突っ込んで説明されていました。

これはかなりの衝撃で、今までの自分の学習方法や考え方は「閉じられた」ものだったのだと実感させられました。書いてあることが全てでそれを理解すればおしまいなのではなく、もっと先、さらにその先の世界がある。

この考えは、学習を自分で進め、深掘りし、守備範囲をどんどん広げていくために必ず持っていなければいけないものだと思います。

化学・物理には一番時間がかかりましたが、ここで特許明細書の「共通言語」である基礎知識に加え、わからないことを自分で調べる・深掘りする技術の土台を身に着けることができました。

・子育てとの両立

0歳の子供を家で見ていましたので、学習は基本的に子供が寝ている時間に行っていました。生まれてすぐから実践していたジーナ式ネントレ(ねんねトレーニング)がうまく行ったので、0歳児としてはかなりよく寝てくれる方でしたが、やはり寝かしつけがうまくいかないことや就寝後に目を覚ますこともありました。一日あたりの学習時間はうまく行って5時間半、短くて4時間という感じでした。

・ブログ

自分のブログを開設し、記事を投稿していたのはいいのですが、この時期は記事の執筆に時間をかけすぎてしまったことを反省しています。

しかし、曲がりなりにもブログを収益化できた経験は価値があるものでした。これもまた、自分の閉じられた世界から見えた新しい世界の一つでした。


●7〜9か月目

・物理のビデオ続き
・対訳シリーズ(3M粘着テープ、P&G、3Mフルオロポリマー、Varian)
・Trados操作練習(Tradosオンライン講座(kokodoki)受講
・パソコン・辞書購入

[詳細]

・対訳シリーズとTrados操作練習開始

化学物理の基礎固めがひとまず終わり、次のステップとして対訳シリーズとTrados操作練習を開始しました。対訳学習も初めは手探りでしたが、学習を進めるうちに自分なりのやり方もわかってきました。また、Tradosについてはkokodoki companyのTrados OJTコースを利用し、スムーズに操作に慣れることができました。

一点反省しているのは、対訳シリーズを一通りすべて視聴し終わってから次のステップへ進んだことです。対訳シリーズを1つか2つ終わらせた時点で、自分で選んだ特許の対訳、自力翻訳、さらにトライアルシリーズへと先に進めるべきだったと思っています。

理由は、対訳シリーズはかなりボリュームがあるのでビデオをすべて視聴すると1つのシリーズで(自分の場合)1か月弱はかかってしまうためです。

もちろん最終的にはシリーズすべて視聴するべきですが、1つのシリーズだけでも得るものはとても大きいので、それを活かして自力翻訳やトライアルシリーズを進めていればもっと早くトライアルの準備ができたのではないかと思います。


・勉強時間が少し増える

子供が一歳になり、常に相手をしなくてはいけないようになったので、隙間時間に勉強することはできなくなりました。しかし、昼寝や夜寝る時間もかなり安定し、また離乳食が進んで一緒に食事をとれるようになった(それまでは子供が寝てから自分の食事をとっていた)ことから、勉強時間は増えて一日5時間半〜6時間半は取れるようになりました。

●10か月目

・自力翻訳→対訳シリーズ(NUTRASWEET)
・専門分野決定(半導体)

●11か月目
・半導体の学習
・自力翻訳→対訳シリーズ(IBMレジスト)

[詳細]

・やっと自力翻訳開始

10か月目にしてようやく自力翻訳を開始しました。最初は初心者のテンプレ通りというか、「焦って訳出して見直しに時間がかかりすぎる」というミスを犯し、反省。

慣れるまでは自力翻訳中もノートを作成し、しっかり理解しながら訳出することを心掛けるようにしました。


・専門分野の決定

専門分野はいろいろと考えましたが、汎用性が高そうで、かつ職場で案件を扱っており多少は馴染みのあった半導体にしました。

明細書を読むことや対訳収集をしながら半導体の学習をしていますが、半導体製造プロセスだけでも洗浄液やレジスト材料の化学系からプラズマ処理装置や露光装置などの機械系まで幅広いです。一通り理解するには骨が折れそうですが、やりがいもありそうだと感じています。


・自宅保育に限界を感じる

子供が成長して昼寝が短くなり、勉強時間は一日5時間程度に戻ってしまいました。
自己主張も強くなって来て隙間勉強も難しく、自宅保育しながらの勉強には限界を感じてきました。しかし、認可保育園は空きがない状態。認可外の保育園も探しながら、近所にあるシルバー人材センターの託児所やベビーシッターを少しずつ利用していくことにしました。


●12か月目

・明細書の多読、対訳収集、自力翻訳
・トライアルレビュー

[詳細]

・明細書の多読、対訳収集、自力翻訳
トライアル合格、そして実ジョブへの準備として、半導体絡みの明細書をまとめて読んで表現や内容を把握し、自力翻訳の練習を進めています。

これまで明細書一件を読むには短くて4時間、長いときは10数時間もかけていたのですが、今は1件1時間を目安にしています。

反省点として、もっと早くから明細書を「効率よく」読むという意識を持つべきでした。そうすればもっと気軽にたくさん特許を読むことができ、知識も広げやすかったと思います。


・トライアルレビュー

自力で訳出してからトライアルレビューシリーズを視聴し、自分に足りないものを洗い出しています。

訳出のとき、なんとなく調べたところでそれ以上の検証方法がわからず、完全につじつまが合うまで思考できていないことがあるので、説明できるまでやる、時間をかけてもいいので背景知識をしっかり整理するということを意識して進めていきます。


・空きのある保育園が見つかる

認可保育園はどこも空きがなく困っていたのですが、家の近くに無認可の「企業主導型保育園」を発見し見学に行ったところ、4月からは空きがあるというので即決。

無認可だからと期待はしていなかったのですが、施設は充実、保育士さんの数も多く、環境としてはかなり良いと感じました。よく調べると企業主導型保育園事業は内閣府主導の制度(まだ新しいためあまり認知されていない)で、認可園と同じく国から補助金が出ており、完全な無認可園とは質が違うようでした。保育園激戦区で預け先を探す方には穴場かもしれません。
勉強に集中したいとはいえ、無職では保育園に預けることができませんので、4月までにフリーランス翻訳者として開業届を出し、在宅勤務として預ける予定です。


【2年目に向けて】

●まずはトライアルを受ける

2年目は、初月(2021年1月)からトライアルを受講開始する予定です。
正直なところ、自力翻訳の量も処理速度もまだ全然足りていない状態なのですが、この一年で「やってみなければ見えないことも多い」からこその「先取りして動くことの大切さ」を学びましたので、準備が足りないことは承知ながらもまずはトライアルを受けてみます。
自分に足りないものをしっかり見つめ、レベルを上げていきます。


●明細書の多読と自力翻訳

前述の通り、対訳シリーズに時間を掛けすぎたため自力翻訳に取り掛かるのがそもそも遅く、さらに一件当たりにかかる時間も長いため、自力翻訳をまだ3件しかできていません。一年の前半は物理化学に費やしたとはいえ、いくらなんでも少なすぎる。2年目は「量をこなす」ことを基本として学習を進めていきます。


【講座受講完了時の目標】

・特許翻訳3社以上と契約し、安定的に実ジョブを受注していること
(レート10円/word 以上の取引先を少なくとも1社含むこと)

・年収300万を達成する見込みがある状態であること

・次への投資に躊躇しない状態であること

【さいごに】

「離婚する!」と思って始めた講座受講ですが、現在は夫との関係は改善しており、育児と勉強に集中させてもらっていることに感謝しています。

しかし今後また同じようなことにならないとは限りません。

万が一、というほど可能性が低くない未来に備えて、できるだけ早く自立して生きる力を身に着ける必要があると思っています。

この講座は、世間知らずだった自分に世界への道筋を見せてくれる扉のような存在でした。ただし扉をくぐるのは自分。その先で生きていけるかどうかも自分次第です。

あと1年間で特許翻訳者として安定稼働できる状態になり、その後は次のステージに向けて驀進していきたいと思います。

管理人様、あと1年間どうぞよろしくお願いいたします。


※ここから急激に高度が上昇します。一番苦しいときかも知れません。稼げるようになったらXXしたいと紙に書いて見える場所に貼りだしておきましょう。


受講感想(会員113の続き)※2年半経過時点

【はじめに】

2021年6月末で、レバレッジ特許翻訳講座の受講開始から2年半になります。

受講開始から1年経過時点で一度受講感想を提出させていただきましたので、今回は「受講2年目+半年の延長期間」編となります。

1年経過時点では正直なんの成果もなく、「2年目への抱負」が大意でしたが、2年目は大きく動きがありました。

トライアル合格から実ジョブ受注、新たな悩みや迷走など…
決して理想的な成功例ではありませんが、
自分なりに悩みながら積み上げた1年半について記していきたいと思います。


【現在の状況】

・トライアル3社合格、2社と取引あり
化学メインA社(途切れず)+たまにバイオメディカルメインB社で仕事しています。
・月収20〜30万 年収300万ベース
・仕事は一日6〜7時間程度、土日祝休み


【私について】

30代女性、既婚。もうすぐ3歳になる子供が1人います。
高校まで理系、大学は私立文系で、前職は特許事務をしていました。

産後4か月目(2019/12)に講座の2年コース(2021/12末まで)を受講開始し、
受講から1年経過時点での受講感想提出により、
受講期間を半年(2022/6末まで)延長していただきました。

2021/3(受講開始から1年3か月)にトライアル初合格&実ジョブ受注し、
2021/4からはフリーランス翻訳者として開業届を出し、子供を保育園に預けて仕事をしています。


【トライアル合格を目指す】2021/1〜2021/3

受講開始から1年経ったらトライアル応募する!と決めていたので、
トライアル合格・実ジョブ経験を目指し受験を開始しました。

最初のうちは大手翻訳会社を中心にトライアルを受けました。
「大手はレートが低い」という前情報はありましたが、
「ならば受かりやすいのでは(とにかくどこでもいいから受かりたい)」という打算もあり、
「受かっても落ちてもこれで終わりではない」という気持ちで受けていきました。

初めてのトライアルはかなり緊張しましたが、
受けた時点で「今までの勉強は間違っていなかったのだな」と感じました。
今までの勉強をベースに、出題意図・アプローチ方法が見えたのです。

ラッキーなことに、最初に受けたトライアル3社(A社・B社・C社)に立て続けに合格し、
正直あたしイケてんじゃない?と一瞬調子に乗ったのですが、
A社は超低レート、B社はMTPEばかりで、「末端」である自分の立ち位置に気づかされました。
また、C社からはそもそも案件を打診されることがなく、
実力が足りていない状態で何社受かっても安定稼働にはつながらない、と焦りを感じました。

【実ジョブ経験】2021/3〜2021/4

初めての実ジョブでは報酬の低さにショックを受け、稼ぐことの難しさを実感しました。

しかし、最初はとにかく経験ということでA社・B社ともに数件受注し、
仕事を受けた期間は時間を全投入して自分にできる最高品質で納品し、
フィードバックを反映してミスしない仕組みづくりに注力しました。

また、仕事を受けない期間を意識的に作り、勉強時間を確保するようにしました。


【レートアップ交渉】2021/5

管理人様より、「低レートの会社は経験のためと割り切り、1〜3件で切ること」というアドバイスをいただいていましたので、
A社、B社ともにダメもとで倍近いレートを要求し、ダメなら次に行くことにしました。

A社はレートアップ交渉後しばらく音沙汰がなく、切られたかと思いましたが、
その後途切れずに依頼が来るようになり、現在のメイン取引先(今までに受けた案件は30件弱)となっています。

B社はMTPEばかりでしたが、レート交渉により、不定期ですがMTPEでない案件が来るようになりました。
B社はたまに大型案件(5万words超など)の打診が来ますが納期が厳しめなことが多く、
まただいたいA社案件が入っている状態で打診が来るので受けられたことはありません。

年収アップのためには大型案件にも慣れていくべきと思われますので、タイミングが合えば受けてみたいと考えています。

また、この頃には少しずつ仕事にも慣れてきたので、速度をあげつつミスを減らすよう、ツールの組み合わせなどを色々と試していきました。

ただ、子供の体調不良など急に作業ができなくなった時に備えて、納期はなるべく余裕を持って受けるようにしていたのですが、
やはりスピードアップには「短い納期で受ける」ことが一番効果的とわかりました。


【新規開拓(不発)】2021/10〜

2021/5からしばらく勉強中心の生活に戻り、
2021/10からレートアップを目標にトライアル受験を再開しましたが、1社も受かっていません。

「どこでもいいから受かる」という最初の目標とは違い、「レートアップ」という一段上の目標に向かっていたので簡単ではないと思ってはいましたが、
想像以上にどこにも引っかからず、かなり自信を失くしました。

内訳は
書類落ち1社
トライアル不合格1社
トライアルなし登録3社
トライアル辞退1社
連絡なし1社
です。

とはいえ、こうして見直してみると実質2社(書類落ち+不合格)しか受けられていないので、そもそも数が足りない、すなわちえり好みしすぎ(化学・特許・英日を好んで受けているから受験先が少ない)ということも大いにあると思います。

和訳でがっつり稼いでいる先輩もいるので「和訳だから稼げない」というわけではないでしょうが、和訳、特許、化学に絞ると受験先自体が限られてくるのは確かです。
このあたりは「今後の課題」として後で述べたいと思います。


【迷走】2022/2頃

恥を忍んで書きますが、レートアップが不発で月収10〜20万をうろうろしていたこの期間に、コロナで保育園休園による連日の夜なべ、旦那からのクレーム(育児丸投げしたことによる八つ当たり含む)などが重なり、

「こんなに時間と労力を投入しても手取り20万弱、急な休みも誰もカバーしてくれない、勉強は永遠に続く、ボーナスも有休もなしなら、もう気楽な特許事務とかで再就職したほうがマシなのでは」
と弱気になり、わりと本気で転職サイトを検索したりしていました。

ダメな自分が情けなく、管理人様に相談もできませんでした。また、全て自分への批判のように思え、講座のブログや動画からも遠ざかっていました。

意外にも?迷走していたときに踏みとどまれたのは旦那のおかげでした。
「転職活動しようと思う」と伝えると、
「今までの数年はなんだったんだ」と至極まともな意見をもらい(笑)、
「年齢的に再就職も正直厳しいものがあるし、今まで頑張ってきた時間を無駄にするのはもったいない。当面は保育園代さえ出してくれれば文句言わないから、できるだけ頑張ってみたら」と言ってくれました。

自分はかなり恵まれた立場だと思いますし、自分の甘えた根性には正直辟易するところがありますが、ここでやっと「逃げずに状況を改善しよう」と気合を入れることができました。


【QOLを上げる】2022/2〜

講座受講開始からこの頃までは、「プライベートは捨てて仕事・勉強に全振り」というスタンスを続けてきました。

しかし、「家族との兼ね合い」および「持続可能な働き方」を考えて、
「一日の稼働時間6〜7時間」「土日祝休み」かつ「年収300万(今のレートで)」という目標を立てました。

そのためには、何はなくとも処理速度アップが必要でしたので、
作業内容ごとに逆算して目標時間を決め、実践・調整していきました。

これには作業工程のブラッシュアップ、ツールの活用などももちろん含まれますが、
集中できる仕組みづくり(つい見てしまうサイトをブロックする、作業環境を変えるなど)もかなり有効でした。

「フリーランスでありながらホワイト企業並みの働き方を目指す」という発想と、
目標処理量・時間を考える際には、
講座の先輩(ほぼ同期)である会員128さんの受講感想を大いに参考にさせていただきました。

一日の稼働時間6〜7時間とすることで、仕事に全投入していた時間を、仕事時間・自由時間に分けてメリハリをつけるようにしました。
今では子供を寝かしつけた後の2時間程度はなるべく仕事せず、勉強・運動に当てています。
(納期がキツイときや子供の体調不良時などは勉強できないこともありますが)

フリーランスで翻訳をすることによるメリットは何といっても「時間の自由さ」だと思っています。

前職では通勤に往復二時間かけていたところを、
今は子供を保育園に送った5分後には自宅で作業ができ、
もし残業が発生しても子供を迎えに行った後で夜に作業ができるというフレキシブルさは、子育て中にはとてもありがたいことです。

そのメリットを活かすためには、
昼も夜も時間に追われながら仕事しなくてもいいように処理速度を上げつつ、
意識的にオン・オフのメリハリをつけて仕事をすることが有効と思われます。


【今後の課題】


・訳質向上(フィードバックを研究し、ミスを0にする)
・スピードアップ
・英訳へのシフト
・産業翻訳もやる(専門を広げる)


管理人様とのスカイプ相談で、

「実ジョブでのフィードバックをもらえているのは恵まれた状況。
フィードバックをじっくり研究し、自分の誤訳のクセ(本質的な問題)を直して、
ミスを0にする努力をすること」

とのアドバイスをいただきました。

実ジョブが終わるごとに知識のフォローやミスの対策などは行っていましたが、
訳質(実力)の本質的な向上についてはあまり時間を割いていない状態でした。

今後継続して仕事をいただくためには訳質の向上が不可欠ですし、
チェッカー不要の品質を担保できればレートアップ交渉にもつながります。

現状維持に甘えず、実力アップの努力を続けなければ、と気づかされました。

そしてやはり大きな課題は新規開拓です。

現在は、最初に受かった2社との取引で食いつないでいる状態ですが、
今後の大幅なレートアップは正直厳しいです。

今後の目標としては特許事務所から直接仕事を取りたいと思っていますが、
そのためには英訳もできることが必須と思われます。

今サブ的に受けているメディカル系もメインでできるように対応範囲を広げつつ、
MTやイートモ等も活用して、今年中には英訳のトライアルを受けられるよう勉強していきます。


【受講検討中の方&受講生の方へアドバイス】

●受講後・稼げるようになった後の生活を具体的にイメージする

特に妊娠・出産を機に受講開始される方は多いと思うのですが、
一日に何時間勉強し、いつから稼ぎ始めるのか
稼げるようになったら何時間働いていくら稼ぎたいのか、
それは(今働いているとしたら)退職して専業翻訳者になることでどの程度メリットがあるのか、
具体的にイメージしておく必要があると思います。


今は、試行錯誤の末「仕事は一日6〜7時間、土日祝休み、年収300万」という状態に落ち着き、家族にも納得してもらって平和に過ごしていますが、
安定して稼げるようになるまでの家族の負担はかなり大きかったと思います。

それは、たとえば、

「旦那がフリーランスで仕事を立ち上げられるようになるまで、
無収入の期間を金銭面・家事・育児を含めサポートしないといけない
しかもいつからどの程度稼げるようになるかわからない」

と逆の状況をイメージしてみると、かなりストレスフルであることがわかると思います。

そのストレスフルな状態に一年程度は耐えて、
ある程度安定して稼げるようになれればまだ良いですが、
場合によっては(時間が足りなかった、途中で離脱したなど)
稼げないまま何年も経ってしまうこともあり得ます。
その場合家族との関係も悪化することは容易に想像できます。

そのリスクを背負う覚悟があるか、
逆に言えば、「絶対に稼ぐ」という意思をもって継続する覚悟があるか、
受講前によく考える必要があると思います。

また、たとえば離婚して1人で子供を養っていくなら最低でも400万、できれば500万以上は欲しいと思いますし、
その場合はもっと仕事時間を増やさなければいけない可能性が高いです。

そのような条件を考慮して、
稼げるようになったら何時間働いていくら稼ぎたいのか、
それは(今働いているとしたら)退職して専業翻訳者になることでどの程度メリットがあるのか、

具体的にイメージしておくと、
見切り発車(こんなはずじゃなかった)を防ぎ、
成功の確率を上げることができるのではないかと思います。

●迷走しそうと思ったらとりあえずスカイプ相談した方がよい

黙って転職サイトを検索していた自分がどの口で言うんだという感じですが、
反省点ということで…

個人的には「迷走するとき」≒「自信を失くした時」だったのですが、
そういう時は相談する勇気も持てなくなってしまうんですよね。

管理人様は特にブログではビシバシ痛いところを突く発言をされているので、
「この落ち込んでいるところにボロクソ言われたら立ち直れない」と弱気になって1人で迷走してしまう…というテンプレな過ちを犯してしまいました。

実際には、現状と悩みを伝えれば現実的な対応策を提案してくれるでしょうし、
おそらくボロクソ言うことなく励ましてくれるのではないかと思います。
迷走は本当に時間と思考の無駄です。
「今の状態じゃダメだ」と思ったら、考えがまとまらなくても、とにかく連絡すれば状況は打開できると思います。

【おわりに】

管理人様が
「本講座は継続すればほぼ100%結果が出ます」
とたびたびおっしゃっています。

特に学習初期からトライアル合格までは、この言葉を支えに頑張ることができました。
本当にその通りだと思います。

その「継続すること」が難しいのです。

管理人様、2年半の期間お世話になりました。

後半はあまり連絡しなかったり迷走してしまったりしましたが、
それでも完全在宅で300万を稼げるスキルを身に着けられたのは、
講座コンテンツおよびSkypeによるご指導のおかげです。

今後もさらに年収を上げていけるよう、気を緩めず実力を磨いていきます。
本当にありがとうございました。






(以上)