(JJさん)(30代、女性、会社員)


特許翻訳に興味を持った理由を教えてください。


最初は、特許翻訳についてまったく知識のないまま、漠然と日中・中日翻訳をキーワードにインターネットで調べていました。今の仕事を始めるときに、3年までと決めたものの、結婚、妊娠、出産で結局6年目になる今頃、やっと今後の人生をどう過ごすかを落ち着いて問い直すようになりました。

今の職場や仕事、給料に大きな不満があるわけではありませんが、通勤を前提にしたワークスタイルが育児や介護が必要な自分には合わないと思っています。

もう一つ、強いて言えば、今の仕事を続けていたら40代になった途端、愕然とする未来の自分が想像できるからです。

前触れが長くなりましたが、こうした理由からどうすれば自分の興味関心を強みに変え、仕事にするか、この問いに答えを導いてくれそうな職業が特許翻訳ではないかと思い始めました。

ここ数日、藪内さんの著書も数冊読み、疑似体験することで生半可な気持ちでは上位の特許翻訳者になれないが、素直に頑張ることで、努力した分の評価は得られる分野だと思いました。






本講座にどのようなことを期待しますか?


私自身中国の出身で、大学卒業後(経済学専攻)に日本に来ました。中国語と朝鮮語がネイティブ言語です。英語は仕事のメールやり取り、簡単な英会話ができるくらいです。

中国語特許翻訳をやられている方のブログを見ると、この講座の価値は十分確認できました。

課題は、日本語力の強化と日本語で理系知識をどれぐらいのスピードで消化できるか、結局は自分の能力への不安のみです。外国人の私でも、また2歳児の母としても限られた時間内、講座を消化できるか、まずはサンプルビデオを見て自分のペースを確認したく思っています。私はどちらかというと自分で調べて問題解決していくプロセスを楽しいと思えるタイプなので、ある程度の基礎知識は独学でカバーできると思います。しかし、独学の限界は重々承知しているつもりで、この講座を通してプロの世界に通用する知識体系の構築、先人の知恵、技術思想となるものなど本質的なことをとことん自分で経験してみたいです。そのプロセスと管理人様によるアドバイスがこの講座に期待することです。

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※過去に数人、中国語ネイティブの方が講座受講されました。皆さん優秀なので、懸案事項は時間確保だけという印象です。