地政学のビデオを観ていると

日本の戦国時代は

隣の扇状地を奪いに行った時代なんですね。

だから棚田にして、河川をコントロールしなかった。

尾根を超えて越権行為を許さなくなった江戸時代に

治水が盛んに行われるまでは大規模な河川工事をしなかった。

新しく生まれた土地を取られるから。


その大規模な河川工事をして

河川氾濫をコントロールできた場所だけが大都市になっている。

東京もそうだし、名古屋も、大阪も。


北海道とか、河川工事が弱い場所は大水が出ると簡単に堤防が決壊し

回りの住民が孤立する。

これから異常気象が常態化すると

土手が脆弱なために毎年河川が氾濫し、

土砂が田畑に流れ込み、道路が寸断され、生活が脅かされる。



崩落するような山を抱えた場所もNGだけど、

低湿地帯も移住地としてNGでしょう。


こんなことは何十年ここに住んでいて初めてです。

っていう台詞を良く聞くんだけど、

異常気象で毎年、大型台風が通過するようになれば

そんなことも言っていられない。